キッフェルン-1

キッフェルンを、焼いてみました。

ウィーン風クッキー。妹に「形、へn…」(←ほんとうに[n]で発音が止まった)と言われたけど、元レシピもこんな形だからそこのところよろしく(もちろんレシピ本のそれはもっと美しいフォルム)。
一見単純な形でも、成形は難しかった。球体を指で転がして棒状にして、さらに写真の馬蹄型へと成形していくんだけど、太さが均一の棒を作るのが難しい…不器用だな。粘土を買って練習したいくらいだ。
前回のスノーボールよりもホロッとした食感になったのは、コーンスターチだとかアーモンドプードルを投入したおかげなのだろうか。食感は改善されたのだけど、味が…もっと何かしらの“風味”が欲しいところ。焼きが甘かったのかな。焼きを入れることで粉の風味が立つなんてレシピに書いてはあるけど。
レシピは先日オークションで落としたこの本より。

おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に

おいしい!生地―スポンジ、パウンド、シフォン…焼きっぱなしで極上に

この本通りに同じの作った人はなかなか満足いく味に仕上がっているみたいなので、私の腕がまだまだなんだろうなぁー。
図書館から借りてきた藤野真紀子氏のレシピ本にもキッフェルンが載ってるので、練習も兼ねて作り比べをしてみたいところ。
シンプルなお菓子 (Orange page books)

シンプルなお菓子 (Orange page books)

材料比率はもちろん異なるし、藤野氏のレシピでは卵黄が入るというのが大きな違いだろうか。どう違うのか、楽しみだ。
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いろいろお菓子作りについて調べてたら、とても奥が深い。

美味しくできあがるセオリーだとかロジックだとかを追っていくと、科学の勉強とか実験みたいでとても面白い。何がそいつ(スポンジ)を膨らませるのかとかを考えてみると、本当にそれはもう科学の世界だ。「お菓子作り」なんて言ったら可愛く聞こえる気がしてたけど、実際頭の中で考えていることはあまり可愛らしくない。自作パソコンのおもしろさなんかとも近いものを感じるかもしれない…一つ一つの材料を吟味して組み立てていく過程が。
とりあえず、材料にも出来は左右されるのかもしれない?という仮定のもと、桑園の製菓材料専門店まで車をぶぅーんと飛ばして普通のスーパーには売っていない小麦粉やら砂糖やらを買ってみたりした。
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これからまた時間を見つけてぼちぼち作っていきたいなぁ。もうそろそろ楽天でケーキ型etcを注文する予定。
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コレ…ラヴォス(クロノトリガー)みたいだ…。
なんていう私の発想が、かわいくナイ(-3-)!