「今日も誰かの誕生日」

何か、コズミックに煌めいた音がどこからか聞こえるぞ…と思ったら、それは、自分の体内で鳴り響いている腹の音であった。
神秘めいた自分の体にびっくりした、26才の夏、夕暮れ時(晩ご飯を待ちわびて)。
そうそう、26才になった。

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誰かに会いたいけれど、誕生日直近過ぎて自分から連絡を取りにくい、26歳の夏。
「いやー誕生日なんだよネェ」とお祝いを催促しているみたいで、どういう態度で顔を合わせていればいいのか、なーんて、妙に考えすぎてしまったりして。

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さてさて、今年はどういう風に一年を過ごそうかなあ?

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母が私を産んだのが26歳の夏のこと。私と同学年の加藤ローサもつい先日結婚&妊娠発表していたけれど、やっぱり26歳の誕生日に、だ。
料理研究家平野レミも結婚したのは25,6歳の時とのことだが、ラジオを聞いてレミさんに惚れたという旦那さんとレストランで初顔合わせをして、そのまま一週間のうちに結婚をしてしまった…なんていう話!
「もうネ!犬・猫と同じ世界なのヨ!!!!」…と(笑)、あの凄いテンションでまくし立てられた彼女のコメントが衝撃的すぎて、今でも忘れられない。

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なんだかもう私も色々と面倒臭くなってきたから、犬・猫の世界に生きてみちゃおうかなあ?!、なんて思ってしまう26才の夏。
犬・猫のように松果線さえ発達させていれば、きっとそれでも楽しく生きられるものなのだろう、な。

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誕生日だからと改めて聞いてみれば、この曲もどこかコズミックな雰囲気。

こういう音が聞こえてきたので、誰かの携帯の着信音かと思ったら、自分の腹の音だったという…。身体ってファンタジックね。