「安心な僕らは旅に出ようぜ」


おやつにインスタントみそ汁…結構良いかも。
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先生のサインをもらう必要が生じ、実に二ヶ月ぶりに彼の研究室を訪れた。研究計画書の締切をもう4ヶ月ほど破り続けており(記録更新中)、最近ずっと合わせる顔がなかったのだ。
興味の対象が他に逸れてしまい、どうしても書けない。考えられない。むりやり書けるものではないし、漸く少し明確になってきた真の興味をぼやかしたくなかったので、執筆できる状態になるまで気にしない、気にしない…と、この一ヶ月は念じ続けた。我ながら不器用な対処法だ。それでもやはりどこか潜在意識で気にしてしまっていたようで、新学期が近づくにつれて頭がぼんやりしてきたり、訪問直前には全身震えが止まらない等の体調不良が表れてきた(小心者)。
そんなこんなで怯えながら先生を訪れ、計画書の話題を出さずに、サインを請い、サインをいただく。用事が済んだ後、先生は何か言いたさそうにニヤニヤしていた。
ああ、大丈夫かも?とちょっと気がラクになる。「…計画書は?」。23年目にして、嘘で固めていても道は開けないとようやく学んだところ。「最近違うことばかりに興味が向いてしまって…」。「ハハハ〜素直に暴露するね」。先生もいろいろありな人生を送ってきたからだろうか、寛容に受け止めてくれた。
最近興味をもっていることを、赤裸々、とまではいかなくとも正直に話してみた。先生も少なからず興味を持っている分野だったので、関連する事柄を話してくれた。
なんとなく、どことなく、見えてきた。「糸口をいくつかつかんできたので、うまくつなげてみます」、と話の最後に約束してみる。色々考えてきて、まだもうちょっと考えたいところでもあるけど、そろそろ産みの苦しみに入る段階なのかな、と思う。キリがないものね。
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不思議な会食の約束もした。そういえば、夏休み前から会食をしたいという話があった(が、計画書を出していない手前、連絡取れず)。具体的に日を決められたので、何か思うところがあるのかもしれない。他の人も2・3人一緒にということで、誰を連れて行こうかな。