「ビューティフルライフ」

若い頃は感性の集合体、
歳を重ねるに連れて人は記憶の集合体となっていく


なるほど。
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今週はいろいろあった。
水曜の発表二つの準備は途中でタイムリミット。どうしてもやる気がでなくて、前日から当日にかけて徹夜はしてみたものの、間に合わなかった。しかも、午前中の講義までもをサボってしまう事態に…時間管理が出来てなさすぎる。
あまりにグダグダな発表すぎて先生には怒られるし、授業のメンバーには迷惑をかけてしまったし、途中で自分自身とても情けなく、ふがいない気分になってしまった。
ゼミ終わりに先輩から多数の言葉をかけてもらった。「あべちゃんはまだ修行が足りないな!」「いろいろあるんだろうけど言い訳にはならないよね」という先輩、「あべさんは発表二つで時間なかったんですよ、きっとあべさんならもっと時間をかければきちんとできたと思いますよ」とフォローしてくれる先輩、「僕より全然良い訳が出来てたよ、気にしなくて全然大丈夫だからさ!」という先輩。
前者の言葉は大変もっともなことだと思う。そこに所属している以上、それなりに形になった発表をする責任が私にはあるし、それを果たせなかったことはとてつもなく悔しい。他の講義にしてもそうだ。勉強不足知識不足がたたって、深く内容を追求しきれていない。何もかも、自分のキャパの中で消化しきれていない、こなしきれていないという感覚…
そんなふうにいろいろな思いがぐちゃぐちゃ渦巻いているところに、後者の慰めの言葉をかけられて、私は思わず泣いてしまった。優しさが身に染みたんだ。
泣くというのも周囲にしてみれば迷惑な話だと思う。「怒るとすぐ泣く新人社員がいて困っちゃうよ」、なんて話をこの時期は良く聞くけど、私も例外じゃないのかもしれない。本当にもっとしっかりしなければいけない…
帰ってきて、化粧も落とさぬまま朝までソファで爆睡してしまった。
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翌日は翌日で、またやる気がでない。昨日のがショックだったのかな、こういう時はちょっと休んだ方がいいのかな、と考えながら研究室でボーッとしてみる。
途中、隣の席の子と学食でディナー。話しているうちに「ケーキが食べたいよー!」ということになり、フラッと学外のケーキ屋さんに行くことに。研究室に戻って紅茶を入れ、仲良く食べた。とても幸せな時間だった。
しかしながらケーキを食べてもやる気が出ず、そんな日もあるさと諦め帰宅。翌日のお弁当を作り就寝。チューブの生姜を入れた炒り卵、なかなか美味しい。ひじきご飯に混ぜたんだけど、これまでのご飯ものの中で一番のヒットだな。
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金曜。予習が出来てない、寝坊して遅刻スレスレ、部屋を片付けぬまま出発。あ〜やっぱり私だめだなぁ…と朝からローテンションモードに突入。
ギリギリで滑り込んだら、教室には三人しかいなかった。みんな遅刻してくるみたいだ。私は一人思わず笑ってしまった。みんなで渡れば恐くない、じゃないけど、学問に真摯な人も遅刻していて、ふっと心が軽くなった。些細な出来事から、無意識のうちに身の丈以上のハードルを自分のうちに据えていたことに気付く。私は私がやれることをやるだけだ。
夜は飲み会だった。先輩8人に混ざってアウェー飲み。緊張して自己紹介で自分の名前しか言えなくて(ネタ無し…)どうしようかと思ったけど、最終的にはかまってもらえて楽しかった。女の子が少ないのでちやほやしてもらった。今のうちだけだろうなぁ。
芋焼酎ロックで」な私を封印し、かわいこぶって(?)サワー攻め。でも失敗。普段の焼酎よりもアルコールが薄い分、異常なピッチで飲んでしまい、「お前…やるな…」と早々にばれてしまった。そうか〜まだまだ戦略が甘かったな。
飲めるんならもっと飲めよ、と言われて私のテーブルだけ梅酒焼酎冷酒ビールが並ぶお酒のワンダーランド状態になってしまっていた。もういいやと思って飲みました。
飲める女の子の方が良いのかなぁ、飲めない女の子の方が良いのかなぁ〜。ここで言う「良い」の概念も微妙ですが。いかがですか?