「Dangerous」



今更だけれど、踊るし歌うし…ナンなんだこの人は、と思う。60億人もいればそのうち一人くらいこういう人が生まれてくるのであろうか。
映画館でも彼のダンスに釘付けになって、一人思わず拍手をしそうになった。ミュージカルとかで、ダンス毎にわーっと拍手をするようなノリ。でも周りには反応している人が全くいなかったので、はっと手を引っ込める。何だか寂しいけれど、木曜のレディースデー鑑賞だったから周囲と思い入れが違ったのかもしれない。
−*−*−*−
高校時代のテスト前日、「もう…やってやるでー!!!!」と気合いを漲らせる10pmに「Beat It」を聞き始め(ノートをBeatする勢いで勉強をする)、夜も更け頭も身体も何となくフワフワし始めた2amに「Stranger in Moscowa」を聞く(曲の浮遊感と身体の浮遊感がマッチする)。何故か、テスト前はいつもそう。あの時は眠気を追いやってくれてどうもありがとう、マイケル。
高校時代の死にものぐるいな勉強って、今思うととっても不思議。どういう心理で打ち込めていたのか、全くわからない。勉強や大学受験について、「非常に無目的なのにそこまで打ち込めるなんて、とても美しいことではないか!」とどこかの誰かが評していたけれど、まだそんなさばけた考え方できないなぁ。マイケル聞きながら歌や踊りの練習していた方が私の可能性が広がっていたんじゃないの?!なんて思ったり思わなかったり。
私もムーンウォークを覚えたいです。